政治信条
持続可能な社会の実現に向けて
様々な活動に取り組んでいます。
国内外でさまざまな自然災害が起きています。
その時、人々は平凡な日常がどれほど幸せであるかを改めて実感します。
政治の役割は、瞬間最大幸福よりも平凡ではありながらできる限り長く継続して幸福を感じることができる社会を作ることです。
デジタル技術が発達中の今日、その技術を応用した製品が私たちの日常に深く入り込んでいます。新技術をうまく使いこなすことは、豊かな日常にとって必要なことですが、新技術に頼りすぎることによって健康なリズムで生活ができなくなっています。
オーストラリアでは16歳未満のSNS使用を禁止する法案が可決されました。
また、インスタグラムで10代の利用が一部制限される取り組みが日本でも始まります。アメリカのIT大手メタは、運営するインスタグラムで13歳から17歳の利用者を保護するため、安全性を高めた専用アカウントの提供を日本で開始しました。
この専用アカウントでは、つながりのない人と連絡を取り合うことができなくなるほか、1日の利用時間が60分を超えるとアプリを終了するよう通知が届きます。子供に限らず大人も自ら制限する必要を感じます。
県民は今以上に行政が行ってくれることが増えることを歓迎するでしょう。
いわゆる公助を拡大すること、大きな政府になっていくことを歓迎するのです。
行政が個人や地域にかわってやり過ぎてしまうことに危機感を覚えます。自分でできることまでもできなくなってしまいます。
行政の主目的はセイフティネットです。
私たちの消費生活の物資を生産する産業。産業の発展をだれも疑わない時代が続いてきましたが、このまま、生産・消費・廃棄の量が増え続けると地球の健康が持続できなくなります。
今を生きることも大切ですが、未来に生き続けるための産業発展、価格転嫁を消費者が理解する持続可能な食量安定供給を目指します。命に直結する「食産業」を持続的に支えるのは行政以上に消費者です。
人口減少、予知できない大規模自然災害、食料安定供給など時代の変化に土地利用のルールも変化する必要が有ります。
生活の現場に合った制度改正を積極的に行う必要を感じます。
奇麗な街づくりのルールも必要です。目をつぶって奇麗な街並みを想像してみてください。そこには何がありますか?そこには何がありませんか?奇麗な街並みを具現化するルール作りが必要です。
医療でも自助力が試されます。「医療体制が充実しているから、病気になっても安心です」ではなく、できる限り自助力で健康を維持したいです。それが自分の健康プラス社会の健康です。
妊娠出産の安心と幸福感を実感してもらえるよう、産科医の配置や体制を整えます。
命の尊厳を最大限尊重した終末期の医療の在り方を追及します。
日本の高齢者人口(65歳以上)は2040年にピークを迎えます。
その時の数は3,868万人と予測されています。2000年に創設された介護保険制度の下、政府責任において介護職員の給与を他産業並みに引き上げる。それにより人材を確保し日本の介護を持続可能にしなければなりません。
社会減について
自治体間での補助金等による人口の綱引きにどれだけの意味があるのでしょうか。そこに住む人々の満足が移住者を呼び込みます。
自然減について
子どもを産んで育てるのにお金がかかるから産まないのなら、子育てに支援金を出しましょうという政策は、的を射ていないと思います。
世の中に自分の命より優先するのは子どもだけです。子供を産み育てることの「幸せ」と恋愛することの「幸せ」を感じる人が減少してはいないか、もしそうだとしたら何故そうなったのかという視点での調査と対策が必要です。
教育の無償化が叫ばれています。近年、高等学校までを義務教育と捉え、授業料を公費負担しようとしています。ここまでは賛成しますが、大学以上の教育の無償化は賛成できません。
教育の中身については、出された問題を解く能力に偏らず、社会の中の問題・課題に気が付く能力、見つけ出す能力、いわゆる問題解決能力よりも問題発見能力に重点を置く教育を目指します。そして何よりも自分にとっての「幸せ」とは何かを明確に意識できる「人づくり」を目指します。
三重県は政策の3本柱に「観光」を置き、インバウンドにも注力しています。
中央政府は2030年には6,000万人のインバウンドを目指しています。オーバーツーリズムによる、三重県の豊かな「食」を三重県民の口に入らなくならないか心配します。観光地も適正な入り客数を超えると良い観光地ではなくなります。観光客の適正入り客数を超えない政策が必要です。